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COLUMN

コラム

愛犬の健康を守るために知っておきたい水分補給のポイント

こんにちは!愛犬と暮らす皆さんにとって、日々のケアは大切ですよね。今回は、特に重要な「水分補給」についてお話しします。人間と同じく、犬にとっても水は生きるために欠かせないもの。でも、犬は自分で水を準備することができません。だからこそ、飼い主が正しい環境を整え、しっかりとサポートすることが必要です。 ここでは、愛犬の健康を守るために注意したい水分補給のポイントや、お水の与え方のコツ、飲みたがらない場合の対処法などをご紹介します! 1. いつでも新鮮なお水を用意する 愛犬が必要なときにすぐ飲めるよう、常に新鮮なお水を用意しましょう。ボウル派の方へ: 水が十分に入っているかを定期的にチェック。 お水はこまめに取り替えて清潔を保ちます。 長時間家を空ける方へ: 自動給水器の導入がおすすめ!水が減ったら自動で補充してくれるので安心です。 また、ボウルや給水器の清潔さも重要です。特に給水器のボトルやタンク部分は汚れがたまりやすいので、こまめに洗浄してください。 2. 1日に必要な水分量を知る 犬の水分摂取量は体重によって変わります。目安: 体重1kgにつき50~60mL(±20%の範囲は許容)。例えば、5kgの犬なら1日約400~600mLが目安です。 もっと正確な計算をするなら、次の式を試してみてください:体重の0.75乗 × 132mL もし、この目安量を大きく外れている場合は、健康に問題がある可能性も。早めに獣医さんに相談しましょう。 3. お水の温度にも注意を 犬の胃腸はとても敏感です。日常的に飲むお水は常温で与えるのがベスト。特に冬は水道水が冷たすぎることがあるので、手で触って温度を確認しましょう。必要に応じてお湯を混ぜ、常温まで調整してから与えてください。 4. 夏場は脱水や熱中症対策を万全に 暑い季節は特に注意が必要!犬には汗腺がなく、「パンティング」(ハアハアと呼吸する行動)で体温調節を行っています。しかし、パンティングが長時間続く場合は熱中症のサインかもしれません。対策: 家の中や外出時にも、常に飲み水を準備。 携帯用の容器を持ち歩くのもおすすめです。 5. 遊びに夢中な犬には特別なお水を 夢中で遊んでいると、水を飲むのを忘れてしまう犬もいます。そんなときのために、ペットスエットのような犬用のスポーツ飲料を活用するのも手です!例えば、以下のような特徴があるものがあります: 素早い水分吸収をサポート:体液に近いイオンバランス。...

パピテインについて解説します!

今回は パピテイン という目薬について取り上げます。 この目薬は、イヌやネコの 創傷性角膜炎 や 角膜潰瘍 の治療に使われるもので、角膜の障害を改善する効果があります。 角膜ってなに? 角膜 は、目の表面を覆っている透明な膜です。光が目の中に入るとき、最初のフィルターとなるとても重要な部分です。これが傷ついたり炎症を起こしたりすると、視力に影響を与えることがあります。 成分と効果について パピテインの主成分は アセチルシステイン。これは、角膜を傷つける原因のひとつとされる 角膜コラゲナーゼ という酵素の働きを抑える役割を果たします。 難しい説明アセチルシステインには、角膜コラゲナーゼという酵素を阻害する作用があります。この酵素は角膜を傷つける原因となるため、その働きを抑えることで、角膜の治癒を助けます。 簡単に説明すると角膜を傷つける悪い酵素をブロックして、角膜が元気になる手助けをしてくれるお薬です。 副作用について パピテインの副作用は、とても少ないことで知られています。臨床試験のデータを見てみましょう。 イヌの場合総症例:481例副作用が出た症例:2例(0.42%)内容:羞明感(まぶしさを感じる)1例、角膜ヘルニア1例 ネコの場合総症例:814例副作用が出た症例:1例(0.12%)内容:刺激感1例 まとめ副作用が出る頻度は非常に低いと言えます。安心して使用できるお薬ですね。 使用方法 通常、1回1~2滴を1日5~6回点眼します。以下に点眼時のコツをまとめましたので参考にしてください。 点眼時のワンポイントアドバイス リラックスさせるワンちゃんやネコちゃんを後ろから抱きかかえて動かないようにします。優しく撫でてリラックスさせてあげましょう。 目薬をさす準備 あごの下に片手を添えて顔を真上に向けます。 親指と人差し指で目薬を持ち、残りの指でまぶたを軽く開きます。...

犬猫に使える!ヒビクス軟膏の効果と正しい使い方

こんにちは!今日は、愛犬や愛猫の皮膚トラブルに頼れる塗り薬「ヒビクス軟膏」について詳しくご紹介します。初めて使う方でも分かりやすく、かつ効果的に使えるように解説しますね! ヒビクス軟膏ってどんな薬? ヒビクス軟膏は、皮膚の炎症やかゆみ、真菌や細菌が原因で起こるトラブルに効果的な薬です。主成分は以下の4つ: チオストレプトン:細菌が必要とするタンパク質を作るのを阻害し、死滅させます。 ナイスタチン:細菌の細胞膜に作用して働きを妨げる抗真菌成分。 フラジオマイシン:細菌のタンパク質合成を邪魔し、殺菌します。 トリアムシノロンアセトニド:炎症やかゆみを抑える中程度の強さのステロイド。 これらの成分が組み合わさり、皮膚病の原因を幅広くカバー。抗炎症・止痒・抗菌・抗真菌作用を発揮してくれる万能軟膏です! どうやって使うの? 効果を最大限に引き出すためには、正しい使い方が大切です。 必要最低限の量を使用ベタ塗りはNG!患部全体にしっかり伸ばせる量を使います。 地肌に届くように塗る毛がある部分では毛をかき分け、薬が地肌にしっかり届くように塗布しましょう。毛だけに付着した場合、効果は期待できません。 舐め防止の工夫を塗布後すぐに舐められると効果が薄れてしまうことも。以下の方法を試してみてください: 散歩前に塗る:外に出る興奮で気を紛らわせます。 抱っこして落ち着かせる:塗布後しばらく抱っこしてあげると安心感も与えられます。 注意すべきポイント ヒビクス軟膏にはステロイドが含まれているため、適切な使用量を守ることが大切です。過剰使用を避ければ、副作用のリスクは非常に低いですが、次のような症状には注意してください: 多飲多尿や嘔吐(稀ですが、過剰使用時に起こることがあります) 異常な体重増加 何か気になる症状が現れた場合は、すぐに獣医さんに相談を。 愛犬・愛猫のためのワンポイントアドバイス! ヒビクス軟膏を塗った後、5分程度でステロイドが吸収され始め、かゆみを抑える効果が現れます。この間に患部を触らせないよう工夫するのがポイントです。 例えば、塗布後にすぐ散歩に連れて行ったり、抱っこしてリラックスさせることで、薬を舐めたり触ったりするのを防ぎやすくなりますよ! まとめ ヒビクス軟膏は、皮膚トラブルに対して頼りになる塗り薬です。成分の相乗効果でかゆみや炎症を抑え、真菌や細菌を撃退してくれます。適切な使い方と工夫で、愛犬・愛猫の皮膚トラブルを早く改善してあげましょう! 日々のケアで大切なペットの健康を守っていきましょうね♪ 楽天での購入はこちら 動物用医薬品 ヒビクス軟膏 犬猫用 7.5ml 送料無料 価格:1,200円(税込、送料無料) (2024/12/10時点)...

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猫の下痢について 猫が下痢をしているのを見つけると、すぐに動物病院に行くべきか、家庭で対処しても良いのか悩むことがあります。ここでは、猫の下痢の原因や対処方法について、分かりやすくご説明します。 1. 下痢とは? 下痢は、便が柔らかくなったり、水分が多くなる状態を指します。腸内での栄養や水分の吸収がうまくいかず、便の回数や量が増えることが原因です。原因はさまざまで、数日で治ることもありますが、続くと猫の体調に悪影響を与えることがあるので注意が必要です。 2. 猫の下痢を確認する方法 普段とは違う場所で水っぽい便をしている場合、下痢の可能性があります。食事の変更などで便が柔らかくなることもありますが、2日以上続く水っぽい便は下痢と判断して良いでしょう。 3. 猫が下痢をする原因 猫の下痢の主な原因は胃腸の炎症です。以下のような原因が考えられます: 感染症:細菌やウイルス、寄生虫 刺激物:化学物質や植物など 食物アレルギー:特定の成分に対するアレルギー 吸収不良:栄養素の吸収がうまくいかない 4. 下痢の原因を特定する方法 動物病院に行く前に、下痢の発症時期、便の状態、食べたもの、その他の症状などを時系列で記録しておくと、獣医師に伝えやすく診断がスムーズに進みます。また、新鮮な便のサンプルを持参することも役立ちます。 5. 下痢をしている猫への対処法 (1) 獣医師に相談が必要な場合 以下のような場合は、早めに獣医師に相談しましょう: 子猫や高齢の猫 基礎疾患がある猫 元気がなく反応が鈍い猫 痛がっている、または他の症状がある 頻繁に下痢をする 血便や黒くタール状の便が出る (2)...

【ライトクリーン:イヌ老年性初発白内障に有効な目薬】

みなさんこんにちは!今回は、犬の白内障治療に使用される目薬「ライトクリーン」について、わかりやすく解説します。 白内障とは? 白内障は、犬の目の「水晶体」(カメラのレンズにあたる部分)が白く濁る病気です。この濁りが進行すると、視力が低下し、最終的には光を感じ取ることすら難しくなります。急に発症するわけではなく、徐々に進行するため、飼い主さんが早期発見することが重要です。一度濁ってしまった水晶体は元には戻らないため、初期段階での治療がカギになります。 ライトクリーンの成分と効果 ライトクリーンの主成分は「ピレノキシン」です。この成分は、水晶体を濁らせる原因物質(キノイド物質)の働きを抑え、水晶体の透明性を保つことで、白内障の進行を抑制します。 専門的な説明白内障の原因は、水晶体の中のたんぱく質が変性して固まってしまうこと。この変性を引き起こすキノイド物質の作用を、ピレノキシンが競合的に阻害することで、透明性を維持します。 簡単に言うと水晶体を白く濁らせる原因物質の働きを抑えることで、白内障の進行を食い止めてくれるお薬です。 副作用は? 臨床試験では、429例中わずか5例(1.17%)で副作用が確認されています。主な副作用は次の通りです: 結膜充血:4例(0.93%) 流涙:1例(0.23%) 眼瞼充血:1例(0.23%) 発生頻度が低く、安全性の高い目薬と言えるでしょう。 使用方法 ライトクリーンは、顆粒を溶解液に溶かしてから使用します。使い方は次の通りです: 1回の点眼量:1~2滴 1日の使用回数:3~5回 溶解方法については、添付文書にイラスト付きで詳しく記載されていますので、確認してみてください。 飼い主さんへのワンポイントアドバイス 白内障は加齢に伴い、どの犬種にも起こり得る病気です。以下のようなサインが見られたら注意しましょう: 目が白く濁っている 目ヤニが増えている 物にぶつかることが増えた 散歩中に溝や障害物に気づかない 動くものを目で追わない これらの症状に気づいたら、早めに獣医師に相談することをおすすめします。 まとめライトクリーンは、犬の白内障の進行を抑える重要なお薬です。飼い主さんが愛犬の目の健康に気を配り、早期発見・治療を行うことで、愛犬の快適な生活をサポートできますよ! 楽天での購入はこちら ライトクリーン 犬用...

ワンクリーンで愛犬の目やにをケアしよう!目の健康を守るためのポイント

ワンクリーンで愛犬の目やにをケアしよう!目の健康を守るためのポイント こんにちは、今回はワンクリーンという点眼薬についてご紹介します。この薬は、目の炎症や目やにを改善するために使われます。まず、目やにとは、目の周りにたまるゴミや老廃物が固まったもので、通常はまばたきすることで涙と一緒に外に出てきます。しかし、目に炎症があると、この目やにが増えたり、性状が変わることがあります。そんな時に役立つのが、今回紹介するワンクリーンです。 ワンクリーンの成分と効果 ワンクリーンの主成分はホウ酸です。ホウ酸には強い殺菌作用があり、目やにの原因となる細菌を退治します。ホウ酸は哺乳動物(犬や猫)に対しては毒性がほとんどなく、食塩と同じ程度の安全性を持っています。そのため、目やにが原因の目のトラブルを改善し、目を清潔に保つことができます。 また、ワンクリーンにはヒアルロン酸が含まれており、目に潤いを与えます。これにより、目の乾きや疲れ、かすみなどの不快感を軽減することができます。ヒアルロン酸は保水力が高いため、目の表面をしっとりと保ち、快適に過ごすことができるんです。 使い方のポイント ワンクリーンは、日常的に目の周りをケアするためにも使える点眼薬です。例えば、目のゴミや汚れを取り除く時にも活躍します。しかし、目やにを取る時には少し注意が必要です。犬の目やにを取り除く際には、ぬるま湯で湿らせたコットンやガーゼで優しくふやかしてから、無理に擦らないようにしましょう。強くこすってしまうと、皮膚や目に傷がつくことがあるので、気をつけてください。 目やにを予防するために 目やにが出る原因には、外的な要因(他の犬との接触や木の枝などによる外傷)もありますが、遺伝や体質が関わることが多いです。そのため、予防が難しいケースも多く見られます。しかし、日ごろから愛犬の目をよく観察し、異常を感じた場合は早めに動物病院に相談することが大切です。 ワンクリーンを使いながら、愛犬の目の健康を守ってあげましょう! 楽天での購入はこちら 【3個セット】 千寿製薬 ワンクリーン 15ml 犬猫用 目薬 動物用医薬品 価格:1,990円(税込、送料無料) (2024/11/29時点) 楽天で購入